ロゴが必要だ!オーダーしよう!
そうしよう☆
となるタイミングって、人生に何度も訪れるものではないですよね。笑
なので、発注の際には大なり小なり不安や疑問が生じると思います。
今回はその中から、「ファイル形式」って?という疑問を解決していただければと思います!
ロゴの納品ファイルの選択肢
ロゴをオーダーする際、納品はデータでもらうことになるので、
どのファイル形式が必要なのかを必ず伝えなければなりません。
選択肢としてよく見かけるのが以下の5つです。
- AI(イラストレーター)形式(.ai)
- PSD(フォトショップ)形式(.psd)
- PNG形式(.png)
- JPEG形式(.jpg/.jpeg)
- PDF形式(pdf.)
どれを選べばいいかという結論は、使用用途による。になるので、以下にそれぞれの特徴を説明していきます。
ちなみに、私がロゴをオーダーするとしたら、イラストレーター形式、PNG形式(背景透過+背景あり)で納品をお願いすると思います!
このように、1つだけに絞る必要はないので、以下を頭の片隅に入れた上で発注するデザイナーさんと相談してみてくださいね^^
AI形式とPSD形式
この二つはイラストレーター形式、フォトショップ形式とも言われ、Adobe社のソフトの名前になっています。
それぞれ年間2万円程の契約料を払って使用できるソフトです。
デザイナーはこれを「Adobe税」と呼んだりします。笑
AI(イラストレーター)形式
ほぼ全てのデザイナーが、このイラストレーターというソフト上で図形や線を切ったり貼ったりしながらロゴを作っています。笑
いわゆる、大元となる形式のファイルです。
この切ったり貼ったりしたときに出たクズを掃除するのがなかなか手間なので、
ココナラなどのクラウドソーシングサイトでは、AI形式での納品をオプションとして追加料金を請求しているデザイナーさんを多く見かけます。(2千円〜1万円ほどでしょうか。)
たとえ追加料金を払ってでもこの形式のファイルはゲットしておくのが無難です。
理由は3つ。
1. 編集ができる。
イラストレーターで開くことが出来れば、色も形も変え放題です。ロゴを利用して名刺を作成したいなどという場合も、この形式で印刷会社さんにお渡しできれば、よしなに対応してくれるはず。
2. 拡大縮小しても画質が粗くならない。
イラストレーターで作ったロゴはベクターデータとして保存されます。どんなに拡大しても、同じ見た目を維持できるのがベクターデータの特徴です。
3. AI形式があれば他の形式のファイルも生成できる。
後述のPNG形式、JPEG形式、PDF形式はイラストレーターがあればAI形式のファイルから作れます。
PSD(フォトショップ)形式
巷でフォトショと呼ばれる写真加工ソフトです。
頑張ればイラストレーターと似たことができますが、ロゴ作成においてはわざわざ使わなくても、という感じです。
ただ「モックアップ」と呼ばれる、ロゴを実際に名刺や看板に乗せたときにどう見えるかというシミュレーション画像は、このフォトショップを使って作られています。
このモックアップを編集したい場合にはPSD形式のファイルももらいましょう。
PNG形式
後述のJPEG形式と合わせて、我々が普段目にしている画像の一般的な形式です。
特徴としては、背景を透明に設定できる点です。
なので、例えば以下のように写真の上にロゴを重ねたい時などにはこのPNG形式(背景透過)のものが必要です。
背景を透過したものは、表示媒体によって背景が変わってしまうので、SNSのアイコンなどに使用する場合は、任意のカラーを背景にしたバージョンもゲットしましょう!
JPEG形式
画素数の多い写真などを綺麗にかつ軽く保存できる形式です。
保存を繰り返すと劣化するという性質があります。
ロゴは画素数が少ないと思いますが、この場合PNG形式の方が容量も軽くなるので、わざわざJPEGにするメリットはないかなと思います。
PDF形式
おそらく多くのサラリーマンが一番親しみのあるファイル形式ではないでしょうか。笑
というのも、文字の表示に適しているからです。
グラフと説明といったように、画像と文字のレイアウトの保持にも優れています。
ただ、ロゴは文字量が少ないので、わざわざPDF形式にする必要もないと思います。
また文字量が多い場合も、ロゴの一部であればデザイナーは文字もシェイプとして扱う設定をかけるので、フォントの崩れやレイアウトの崩れといった心配もそもそも不要です。
以上、参考になれば幸いです☆
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